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きくらげで骨粗しょう症ともおさらば!?丈夫な骨を作りましょう!

コラム | 2020.10.03

湖西のきくらげ生産・販売所、静岡ラボの木村です。

今日は前回に引き続き、きくらげの秘密を大公開!第三弾になります。

 

今日は【Part3】きくらげの栄養素ってどんななの? と題してきくらげに含まれる栄養素、その中でもカルシウムに焦点を当てその効果と秘密に迫ります!

 

きくらげでカルシウムも摂取!これであなたも骨折知らず!?


きくらげに含まれている栄養素の中の一つであるカルシウム。カルシウムといえば『牛乳』や『小魚』を想像される方も多いのではないでしょうか?実はこのカルシウム、きくらげにも十分に含まれているんです!

牛乳に含まれるカルシウムの含有量は可食部100g当たり110㎎に対して乾燥きくらげに含まれるカルシウムの含有量は、可食部100g当たり82㎎あります。牛乳と比べると約30㎎程度少ないですが、それでも含有量で見れば他の食物と比べ多い部類と言えます。

カルシウムと言えば、『骨を丈夫にする働きがある』と思われている方も多いのではないでしょうか。もちろん間違いではありません。骨を形成している大部分の要素はカルシウムです。

骨は常に新陳代謝を繰り返しています。破骨細胞と呼ばれる細胞が古い骨を破壊(骨吸収)し、骨芽細胞と呼ばれる細胞が新し骨を形成(骨形成)をするサイクルが常に繰り返されており、このサイクルがバランスよく行われることで健康で丈夫な骨が形成されます。この骨形成をする時に、血液に乗って運ばれてきたカルシウムを骨芽細胞が取り込み、骨の表面に作られたコラーゲンと結合させ新しい骨を形成しているのです。では、カルシウムを十分に摂っていれば骨は丈夫になるのでしょうか?

実はそうではありません。骨を形成する前にカルシウムを効率よく体内に取り込む必要性があります。体内に取り込むには、腸内で吸収する必要があるのですが、カルシウム単体では効率よく吸収されにくいのです。そこで吸収の手助けをしてくれるのが『ビタミンD』なのです。PART1で紹介しましたが、きくらげに含まれるビタミンDの量は非常に豊富です。カルシウムを効率よく吸収させる手助けをするビタミンDも一緒に摂取できるため、非常に効率よく体内にカルシウムが吸収され、結果、子供の発育や幅広い年代の骨粗しょう症を予防する効果が期待できるのです。

 

カルシウムの効果とおすすめの摂取方法とは?


カルシウムは骨を作るだけの材料だとお思いではありませんか。実はカルシウムは、全ての生命活動の中心的役割を担っているミネラルなのです!骨がカルシウムで形成されているのは、長期間カルシウムを摂取しなかった場合であっても、骨を溶かし体内のカルシウム濃度を保てるようにする為なのです。そのようなシステムが出来上がっているほど重要なカルシウム。そんなカルシウムに期待される効果や1日の摂取目安量など詳しく掘り下げていきましょう!

 

【 様々な役割を担っている重要なミネラル 】

カルシウムには、骨や歯といった運動の支柱となる為に必要な骨格形成を担う骨カルシウム、神経や筋肉の興奮を調整したり、血液凝固や骨石灰化を促すといった血清カルシウム、ホルモンなどの分泌の合図や筋肉の収縮、酵素活性の調整、細胞の増殖や細胞の分化といった細胞内カルシウムに分類される。これらの役割は人が生きていく上で必要なことであり、どれか一つのバランスが崩れるだけで病気やケガのリスクを高める危険性があるのです。

【 不足すると発生する可能性がある様々な症状 】

カルシウムが不足すると骨粗しょう症になることは多くの方がご存じなのではないでしょうか。実はそれ以外にも、心疾患や動脈硬化、高血圧、糖尿病、認知障害、免疫障害、肥満などといった様々な症状が発生する可能性があるのです。これらは、体内のカルシウムバランスが崩れた際に起こる可能性がある症状なのですが、そもそもなぜバランスが崩れるのでしょうか。

その理由は、カルシウムの摂取が目安量に達していないことによる、カルシウム欠乏症によるものなのです。血液中のカルシウムが不足すると、体内では骨からカルシウムを溶かし血液に送り込みます。血液に乗って様々な細胞にカルシウムが送られるのですが、この時ホルモンの影響で普段閉じている細胞のカルシウムを通す膜が開いてしまい、細胞内に必要以上にカルシウムが流れ込んでしまうのです。これにより細胞内のカルシウムバランスが崩れ、結果として上記のような症状を発症する可能性があるのです。

【 1日の摂取目安量 】

カルシウムの摂取目安量が実は多いのは皆さんご存じでしょうか?年代によって勿論摂取目安量は異なりますが、成人男性20~40代でおよそ650~800㎎/日、成人女性20~40代でおよそ650㎎程度の摂取が必要なのです。ですが厚生労働省の調査によれば、日本人の推定カルシウム摂取量は日でおよそ500㎎程度しかないと言われています。これでは十分な摂取が出来ていると言えず、上記のような様々な症状が発生する可能性が大いにあり得るのです…。一度に摂取するのは大変なので、毎食の中で少しづつ摂取するのが目安量を摂るコツですね!

 


 

いかがだったでしょうか?きくらげに含まれているカルシウムが如何に身体にとって有用な栄養素であるかが分かって頂けたかと思います。次回はきくらげに含まれる『食物繊維』についてお話したいと思います。

 
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