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きくらげはビタミンDの宝庫!あなたの健康お悩みにも活躍!?

コラム | 2020.09.19

湖西のきくらげ生産・販売所、静岡ラボの木村です。

今日から複数回に分けて皆さんにきくらげの知られざる秘密を公開しちゃいます!

 

今日は【Part1】きくらげの栄養素ってどんななの? と題してきくらげに含まれる栄養素、その中でもビタミンDに焦点を当てその効果と秘密に迫ります!

 

きくらげのビタミンDはすごい!その秘密は太陽にあった!?


きくらげには様々な栄養素が含まれています。その中でも特に含有量が多く、ここ最近研究者の間でも話題になっている『ビタミンD』に今回は焦点を当てていきます。

乾燥きくらげに含まれるビタミンDの含有量は、可食部100g当たり128.5㎍もあります。これは同じ菌茸類である乾燥椎茸の実に10倍以上の量になります。10倍以上ですよ!すごい量です!

ですがこのビタミンD、どの乾燥きくらげにも含まれているという訳ではありません。乾燥させる過程でも乾燥させた後でも構わないのですが、太陽光に当たった物だけがこれだけの栄養素の含んでいる事がデータ分析で証明されているのです。

実際に乾燥させる過程で日光に当てたものと、日光には当てず乾燥機のみで乾燥させたきくらげの栄養分析を行ったところ、乾燥機のみで乾燥させたきくらげに関してはビタミンDが全くと言っていい程の量しか検出されませんでした。太陽の力は偉大ですね…。

 

ビタミンDの効果とおすすめの調理法とは?


ビタミンDには様々な効果が期待されています。カルシウムの吸収を促してくれる役割や、ホルモン分泌の調整・免疫の調整といった役割があります。詳しく見ていきましょう。

 

【 カルシウムの吸収を促す 】

ビタミンDは、小腸や腎臓でカルシウムやリンの吸収を促す役割を持っています。また、他の成分やホルモンと協力して、血液中のカルシウムやリン酸の濃度を保つことで、強い骨を維持する助けもしています。

ビタミンDが不足すると、カルシウムが十分に吸収されず血中カルシウム濃度が低下します。すると、副甲状腺ホルモンの働きで、骨からカルシウムが流れ出てしまい、骨粗しょう症といった骨に以上を来す病気にかかってしまう可能性があるのです。

【 ホルモン分泌や免疫の調整 】

ビタミンDは、ホルモン分泌や免疫のバランスを調整する役割も持っています。

免疫のバランスが崩れてしまうと、風やインフルエンザなどの感染症のリスクが高くなります。それだけではなく、アレルギーの発症や肌トラブルなど、様々な問題を引き起こす要因にもなってしまう可能性があるのです。

近年の研究では、メタボリックシンドロームとの関係性や妊娠・出産にも大きな影響を与えている可能性があるとの研究結果が出てきています。詳しくはこちらから確認してください。

【 おすすめの調理法 】

ビタミンDは脂溶性ビタミンと言って、脂分に溶け出しやすい性質を持っています。油で炒めたりオイル入りのドレッシングで食べると、効率よく吸収されます。ただし、油で揚げると油分に溶け出してしまう為、素揚げなどの調理法には適していません。油で揚げる場合は衣をつけるなどして、直接油に触れないように調理するのがポイントです。

簡単に効率よく摂取できるのはお刺身です。熱湯で1分程度サッと茹でたら食べやすい大きさに切り分け、生姜醤油やポン酢、めんつゆなどお好みの味でお召し上がりください。詳しくいレシピはこちらから。また、商品の購入はこちらからどうぞ。

 


 

いかがだったでしょうか?きくらげに含まれているビタミンDが如何に身体にとって有用な栄養素であるかが分かって頂けたかと思います。次回はきくらげに含まれる『鉄分』についてお話したいと思います。

 
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